新作片面ダンボール K5 × 白

今日はちょっと珍しい片面ダンボールを
製造し、それを使って試作した話です。
画像が多いですがお付き合いください!

製造した片面ダンボールは

《E段 ライナーK5 × 中芯 白》


通常は波形の部分もクラフト色ですが
それを白の原紙に変更してみました。
表と裏の色が対照的で引き立ちます。

■これで以下の3つを試作■

①地獄底の箱
一見普通のクラフト色の箱に見えますが
蓋を開けると白の波形がいい味をだしていて
これで底に赤やピンクのパットを敷いたら完璧

片面ダンボールだけでも結構強度を有し
ありそうでなかったパッケージとして
活用できそうです

②キャラメル式の箱
外側に白の波形をもってきてみました。
見た目のインパクトがありながら、どこか
印刷にはない優しさを感じるパッケージ

③ピローケース
片面段ボールで作る箱といへばこれ…
よく東急ハンズとかで見かけました。
白の波形が内と外になるように2パターン
作成。蓋が微妙にあいてくるので、シール
かリボンで止めて使うのが良さそう

と、こんな感じで0から作ったオリジナル
素材で、さらに製品を創っていけるのは
製造業=モノづくりの醍醐味!わくわく感!
ではまた~

【竹から作られる紙…竹紙】

中越パルプ工業さんが製造されてる日本の竹100%を原料とした紙。竹は成長が早く「竹害」という言葉があるくらいで、伐採したり廃棄される竹を有効活用する社会的課題から生まれた製品です

サンプル帳を見てるけど、竹だと全くわからない。でも何か独特の雰囲気はあります。素敵な取り組みだし、これを使って自社でも何かできないかなぁ。巻段ボールやパッケージにして、竹製品の梱包に使えたらリサイクルの観点からも良いし、竹が多い地域の販促に使えば付加価値をつけられそう

通常の段ボール糊で接着できるのか、箱にした時反りや強度はどうなのか、色々と想像を巡らす。竹紙ナチュラルだと一番薄くて60g/㎡。感覚としてはクラフト50gの巻段みたい。最も厚くて150g/㎡だから、合紙に使ってパッケージにするには厳しいかなぁ…

竹紙のデザインがまた可愛いです